保険診療と保険外診療(自由診療)

歯科治療には、保険治療保険外治療(=自由診療、自費診療)があります。保険治療は治療費の一部を国が負担し、決められた方法・材料で行う必要があり、患者様も医院もこのルールに従わなければならないので当然限界があります。保険治療は、国民皆保険制度の日本では誰にでも当てはまる必要最低限の治療であり、誰もが受けることのできる便利なシステムです。また保険治療は「病気に対する治療」であり、「最低限の健康回復」を目標としているシステムですので「より自然に、快適で長期にわたりに健康を保つ」という考え方は保険治療にはありません。そのため、インプラント治療、矯正治療、審美歯科治療、咬み合わせ治療は、保険治療の対象外とされています。

 

フォレスト歯科矯正歯科の保険外治療

歯科医療は患者様の顎口腔系に起こっている問題を的確に診断し、最適な治療計画を立てて処置を行う内科的側面と、崩壊した顎口腔系を再建するべく義歯を作る、手術を行うなど外科的側面を併せ持つ医療です。患者様の情報を出来るだけ多く集め、診査することでより正確な診断ができるようになります。そのため当院では特に咬み合わせの治療においては必要であれば保険外治療とみなされている咬合力測定検査、顎運動測定検査、重心動揺検査、頭部X線規格写真、CT撮影なども併せて行い診査して治療計画を立案いたします。

そして崩壊した顎口腔系を再建していくことは職人的、ものづくり的側面が要求されます。特別な検査、高価な金属、きれいなセラミックを使用して修復すれば長期維持安定がえられるというわけではなく、そこにどれだけの「知識、技術、経験、心」が注入されているかということのほうが重要になります。同じ検査をし、同じ設備、器材、材料で治療を行うのであってもそれを使いこなすのは「人」です。したがってその「人」の「知識、技術、経験、心」に違いがあればおのずと結果も違ったものになります。保険外治療の価値とは「携わる人の知識と技術と経験、心遣いの結集」であると考えております。

日々進歩していて、多くの選択肢が用意されている現代の歯科医療において、画一的なルールに則った保険治療とその制限を受けない保険外治療(自由診療)、どちらも同じ医療ですが、長期的な視点で見てこそその価値の違いがはっきりとあらわれてくると思っております。